2007年4月30日月曜日

香港からのメール

香港の大学院に留学している友人からメールが届いた。
いわく、同僚の漢方学者によれば、DMを患っている人の中にはある微量元素の欠乏が認められるとのこと。
その際に、ビール酵母が、それらの微量元素の体内への取り込みが阻害された状況を改善するのに有効らしい。

へぇ〜。
ビール酵母って漢方だったんだ(そっちかい)。


地元には地ビール工場もあるのだが、とりあえずお手軽にエビオス錠でも飲んでみるか。

いや、それでなくても、インスリン打ち始めてから、通じが悪くて閉口しているんだ。
先週なんか、一週間出なかったしな。
腸の動きがいちだんと悪くなった気がする。
だから、その意味でも、エビオスって感じなのよ。

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2007年4月29日日曜日

畑仕事と血糖

今日は午前中、実家に行った。
畑仕事のためだ。
少し早めの昼メシ。
BSは170。
その後、畑に畝を作りバレイショを植えた。
戻ってから、お茶菓子などをぱくついた。
これが16時ごろ。
というわけで、夕飯前のBSは多少覚悟していたが、意外にも155。
畑仕事が効いたのか。

2007 4 28 土 09:01 168
2007 4 28 土 13:56 149
2007 4 28 土 20:07 265
2007 4 29 日 07:48 210
2007 4 29 日 11:44 170
2007 4 29 日 20:32 155

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2007年4月28日土曜日

シュガーレス

食間の口寂しい時の気休めに、MINTIAを口にいれていたりする。
シュガーレスだから、高血糖にも安心、てなわけだ。
で、今日の晩飯前に、MINTIAのミンティア ダブルグレープフルーツ味にハマり、20粒ぐらい一気に食べてしまった。
ほかのミンティアとは違い、ミントな感じがほとんどしないしな。
いや、全種類制覇したわけでもないが・・。

その後ほどなくして、晩飯の時間になったので、BS測定したら265mg/dl。
う〜ん、シュガーレスであることと、血糖が上昇しないこととは必ずしも等価ではないということか。
シュガーレスってったって単に砂糖を使用していない、という意味でのシュガーレスだったら意味ないしな。
まあ、265の原因については他の可能性もあるので、しばらく様子見だわ。

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2007年4月27日金曜日

お好み焼き

夕方、とある集まりがあり、そこでお好み焼きが出た。
これは、どうしても食べなければならない状況であり、2切れ食べた。
そして、帰宅後血糖を測定すると、241mg/dl。
ここ4日間のトレンドからみるとやはり高いが、自分的には意外と上がっていない感じだ。

今朝アキュチェックコンパクトドラムIIが底をつき、昼は測定抜きだったので数値ははっきりとしない。

先週土曜日に注文したサプライ品がまだ届かず、業者に催促までしてしまったが、昼過ぎに到着。楽しみにしていたアキュチェック スマートピックスは連休明けてからの発送とのこと。残念。

2007 4 24 火 08:08 150
2007 4 24 火 12:36 212
2007 4 24 火 22:32 166
2007 4 25 水 07:36 232
2007 4 25 水 12:07 213
2007 4 25 水 21:02 189
2007 4 26 木 07:50 228
2007 4 26 木 12:27 208
2007 4 26 木 20:48 174
2007 4 27 金 07:26 193
2007 4 27 金 21:10 241

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2007年4月26日木曜日

運動療法の効果って

高血糖治療の有力な方法として、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」が有名である。

食事に関してはいまや次のようにガラっと変わった。
 缶コーヒーは口にしていない。
 朝飯を食べるようになった
 昼はカップラーメンをやめ、弁当に
 間食しない

薬物に関してはインスリン注射を続けている。

残るは「運動」なのであるが、はたして効果があるものやら。
運動には、エネルギーが必要で、利用される主なエネルギー源はブドウ糖だ。
体がエネルギーを欲すれば、筋肉等にエネルギー源を供給しなければならない。
その場合、血液から細胞に糖が取り込まれると同時に、血液中の糖の濃度を保とうとして、血糖はむしろ増加するのではないかと思ったりするわけだ。
だとすると、運動することが却って逆効果になるのでは、と考えたりもする。
運動しないための言い訳かも知れんが。

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2007年4月25日水曜日

打って出た厚労省

これ、結構非難轟々だった事案だが、結局「義務化」の方向で行くみたいだ。

ウエスト測定

朝日新聞Asahi.comは、ウエスト測定、企業に義務化 メタボ対策で厚労省という記事を掲載していた。これは、厚生労働省の労働政策審議会が「生活習慣病につながりかねないメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を予防するため、企業が従業員向けに実施する健康診断でも腹囲測定が義務づけ」るという答申を出したためで、これに基づき省令を改正し、2008年度からの義務化に踏み切るとのことである。

腹囲から内臓脂肪を推計する方法ってのは、どのくらい正確なのかねえ。
きょうび、内臓脂肪を測定できる体重計があるが、これではなく「腹囲」ってところがどうも釈然としない。
もちろん、腹囲から推計する方が内臓脂肪量を代表するのに適当なのであれば別にいいんだけど、ただ単に「腹囲」の統計データを取りたい、という思惑あっての腹囲測定義務化だとしたら、反発もむべなるかな、という気がする。

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2007年4月24日火曜日

食べるスピード

昨日、知り合いが訪ねてきた。
一緒に昼メシを食ったが、その後「食べるスピードが速い」との指摘。
「食べるスピードが速いと血糖の増加が急激にやって来るので、40回は噛んだ方がいい」と言われた。
「そんなに噛んでたら口の中でウンコになってしまう」と軽く反論してみたが、よく観察していることに感心した次第。
彼はナース。
流石である。

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2007年4月23日月曜日

受診後の血糖値推移

4月20日午後に受診したあと、処方がラピッド(朝)4ーラピッド(昼)4ーミックス(夕)8になった。
土日とも午後のコントロールが不良だが、あとはまあまあ。
とくに朝のBSはいい。
ミックス8単位の効果が如実に現れている。

2007 4 20 金 01:21 243
2007 4 20 金 07:57 251
2007 4 20 金 12:15 173
2007 4 20 金 21:18 214
2007 4 21 土 08:08 146
2007 4 21 土 13:36 238
2007 4 21 土 19:55 337
2007 4 22 日 09:36 161
2007 4 22 日 13:54 200
2007 4 22 日 21:09 292
2007 4 23 月 07:25 170
2007 4 23 月 12:17 186
2007 4 23 月 20:36 183

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2007年4月22日日曜日

HbA1c

受診の結果、HbA1cの値は10%になった。
ひと月たらずで2ポイントダウンである。
BS自体はあまり下がっていないと思っていたが、HbA1cがこれだけ急激に下がっているということは、それまでのBSがそれほど高かったということなのだろう。それともこれって誤差範囲なのか?

ところで、受診日に尿検査をしたのだが、検尿カップを所定のケースに入れようとしたところ「手が滑って」カップごとトイレの床にぶちまけてしまった。
「マヂかよ〜」
泣きそうになりながら床を拭く。
いや、泣きそうだったのは、もう小便出ないじゃんと思ったからで、気合いを入れたら検査に耐え得るぐらいは絞り出せた。

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2007年4月21日土曜日

サプライ

昨日の受診で、血糖測定器のドラム残数が限られているので、週2回測定でよい、ということになったのだが、やはりなあ、自分の血糖のモニターはしばらく続けたいので、アキュチェックコンパクトドラムIIを買うことにした。

気になるお値段は3箱51回分で6,300円(税込)。Amazon.comの25ドルには到底及ばないが、扱っている店舗が少ないのと、そのどれもが同じ値段を標榜しており選択の余地がなかったので致し方のないところである。

それと同時に、アキュチェック スマートピックスというデータ管理機器も購入してみた。

自分はアキュチェックコンパクトプラスという血糖測定器を使用しているのであるが、これには赤外線送信機能がついているのだ。だが、受信機がなければせっかくの機能を生かすことができない。

そこで、ちょっと値段は張るが、話のネタに購入してみようと思ったわけである。ちなみにメーカのページはこちら

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2007年4月20日金曜日

本日受診

本日受診日。
自分的にはあまりコントロールついていないように見えたのだが、HbA1Cの値が10%であり、前回の測定値よりも約2ポイントの減少。
インスリンは、
朝4、昼4、夜8
となった。

で、晩飯前に8単位打ってみたのだが、これが結構「体に入れている感」がある。
血糖値測定がこれからさらに楽しみになるが、血糖値測定のための消耗品が月に1度しか処方できないらしく、今ある消耗品では今後の3検、4検はきわめて難しい。調子に乗って測り過ぎたのだ。

こうなりゃ買ってでも血糖測定は続けたい。
真っ先になくなるのが、センサー(Accu-chek compact drum)なのであるが、3個パックでAmazon.comで25ドルくらい。日本では、なんと6,000円もする。この値段の違いはなんだ?

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2007年4月19日木曜日

食後2時間血糖

食前の血糖値の最低記録は160だ。
ということは、基本的に常時それ以上の血糖値ということだ。
これは、コントロールどころか、治療にすらなっていないような気がする。
高血糖の合併症は結局、血管が高血糖に曝露されることによって起こるわけなので、食前の血糖値が低ければOKというわけではない。
それすらせいぜい160にしかなっていないのだから、合併症のリスクはまったく減っていないわけだ。

今日、昼食後2時間の血糖値を測定したら319もあって、ちょっと運動しに出かけたくらいだ。
ちょっと走っただけでバテバテで、「毎日少しずつ」と思った次第。

2007 4 17 火 07:21 194
2007 4 17 火 12:09 270
2007 4 17 火 21:34 178
2007 4 18 水 06:41 206
2007 4 18 水 11:53 199
2007 4 18 水 21:06 160
2007 4 19 木 06:20 209
2007 4 19 木 12:36 243
2007 4 19 木 14:57 319
2007 4 19 木 15:39 300
2007 4 19 木 21:37 198

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2007年4月18日水曜日

自宅に注射セットを忘れる

これには参ったな。
昼メシは弁当だが、家に帰って注射打ってから食べた。
これが帰れるところだったからよかったようなものの、
出張だったりしたら、どうしようもないもんな。
まあ、いまのコントロール状態では、1回ぐらい打たなくたって、同じという感じもするしね。
もう少し効いてくれないと、インスリン打ってる効果感が薄れてしまう。

そういえば、昼のインスリンははじめて大腿部外側に打ってみた。
職場じゃ大腿露出するわけにはいかんし。
効きが遅めに出るというので、今まで注射部位としてこなかったところだ。

だが、腹部では1度も感じたことのない痛みを感じた。
血も出た。
やはり、大腿は、ちがう。

そのせいかどうか分からないが、晩飯前のBSが160。結構いいセンいっていたのだ。
しかし、もうちょっと大腿部で様子見てみるかという気にはならない。
血はよくても、痛みはやだからなあ。

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2007年4月17日火曜日

ソフトクリックス

インスラーのみなさんこんにちは。

インスリン注射前の血糖測定はAccu-Chekというマシンですが、血液を採取するための穿刺にはSOFTCLIXという器具を使用しています。

この器具、穿刺の深さを調節するためのダイヤルがあって、それで自分の好みの深さにするわけです。

僕は、最小値の0.5に合わせ穿刺していますが、これでもちょっと深いなあ、と感じることがあります。

目盛り的には5.5までありますが、絶対使わない深さと思います。

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2007年4月16日月曜日

大福

今日の朝、職場で大福をいただいたのである。
昼メシ時に食おうと思ってとっておいたのであるが、すっかり忘れ、帰り際に気がついた。
DMを認識していない時期であれば、がっつり食べていたところであるが、今回は自重。
固くなってなければ明日の朝食おう。

ここ3日間のBS。コントロールできてると言えるのか?
2007 4 14 土 06:41 215
2007 4 14 土 13:03 199
2007 4 14 土 20:21 192
2007 4 15 日 07:07 271
2007 4 15 日 12:08 210
2007 4 15 日 19:09 255
2007 4 16 月 07:01 243
2007 4 16 月 12:14 203
2007 4 16 月 21:53 184

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2007年4月15日日曜日

他のインスラーはどう対応?

インスリン打ってて悩むのは間食、である。
打ち始めて10日は間食を避けて生活できたのであったが、この週末親戚が家に来て、3時にケーキとなってしまった。
まあ、みんな事情は知っているので「食べない」という選択肢もあるにはあったが、レアチーズがいかにも旨そうで、食うことにした。

こういう場合、インスラーのみなさんはどう対処しているんだろうか。
僕のは超速効なので、おやつの時間にはたぶん効果は切れているわけで、ここで食べた分の糖分は確実に血管内にたまることになる。
正常なインスリン分泌パターンに近づけるということであれば、おやつの前にも当然インスリンを打つべきであるが、そんな処方は出ていない。

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2007年4月14日土曜日

医学界新聞の記事

2型糖尿病治療における膵β細胞機能保全の視点と題する週間医学界新聞の記事によれば、従来1型、2型と区別されてきた糖尿病の型であるが、2型であっても、1型同様にすい臓のβ細胞機能が低下していくという新たな学説が注目されているという。

さらにその記事は「膵β細胞のアポトーシスを抑制し,再生を促す物質としてGLP-1(glucagon-like peptide1)が注目されています。」ということで、β細胞の機能低下抑制、さらには賦活のための物質があるという。

今後の進展に期待だな。

  

2007年4月13日金曜日

血糖値の推移グラフ

一応この10日間の血糖値の推移をグラフ表示してみた。背景は大理石柄だったが、画像を縮小したらそう見えなくなった。

  

2007年4月12日木曜日

最近の血糖値

20070409 00:06 272 mg/dl
20070409 07:57 225 mg/dl
20070409 12:28 198 mg/dl
20070409 20:39 201 mg/dl
20070410 00:21 328 mg/dl
20070410 08:07 216 mg/dl
20070410 12:17 234 mg/dl
20070410 21:05 192 mg/dl
20070411 07:37 237 mg/dl
20070411 12:11 253 mg/dl
20070411 20:26 245 mg/dl
20070412 01:26 172 mg/dl
20070412 08:23 173 mg/dl
20070412 12:15 185 mg/dl
20070412 20:10 207 mg/dl

2007年4月11日水曜日

1型DMの人には朗報か

読売新聞YOMIURI ONLINEが伝えたところによると、1型糖尿病に関してかなり有力な治療法が生まれつつあるそうだ。
糖尿病治療に自分の細胞移植

最大35ヶ月だもんな。
つまり、この研究では被験者を少なくとも3年近く追跡しているわけで、それだけでもすごいことだ。

糖尿病治療に自分の細胞移植
 【ワシントン=増満浩志】病原体などから体を守るべき免疫が、誤って自分の膵臓(すいぞう)の細胞を攻撃してしまうことで発症する「1型糖尿病」を、患者自身から採取した造血幹細胞の移植によって治療する実験に、サンパウロ大(ブラジル)とノースウエスタン大(米シカゴ)のグループが成功した。11日付の米医師会雑誌に掲載される。

 発症間もない14〜31歳の患者15人に、免疫抑制剤の一種を投与したうえで、あらかじめ採取してあった各自の造血幹細胞を静脈注射で移植した。治療前、患者らは、膵臓で分泌されなくなったインスリンを注入して補っていたが、今回の治療によって、13人は1〜35か月にわたってインスリン注入が不要の状態が続いている。造血幹細胞は、血液や免疫細胞などに分化する細胞。

(2007年4月11日 読売新聞)

2007年4月10日火曜日

売れてます、グルコケア

健康美容EXPOに「大正製薬 / トクホ「グルコケア」が血糖値対応トクホのシェア33%に」なる記事が掲載されていた。なんでも、2006年12月現在、大正製薬の販売するトクホ「グルコケア」が、血糖値対応トクホ市場の中でシェア33%を獲得したらしい。

いわく、

同製品は、“難消化性デキストリン”を関与成分とし、食事で摂取した“ブドウ糖(グルコース)”が小腸から吸収されるのを抑制、便と共に排出することで、食後の急激な血糖値上昇を抑えるもの。血糖値が上がりやすい人14名に「グルコケア」もしくは普通の緑茶を飲みながら食事を摂取してもらったところ、30分後に「グルコケア」摂取群は明らかな血糖値上昇抑制作用が見られた
とのこと。

これって、血糖値対策の根本的なソリューションなのかどうか。
カロリー制限を守れない人向けの気休めという気がしなくもない。

ま、でも職場の自販機で売ってたら買ってしまいそうだけどね。
自販機にトクホ製品が立ち並ぶ職場というのもどうかとは思うが。

2007年4月9日月曜日

処方の怪

いまのところ
ラピッド=朝4・昼2
ミックス=晩4
という処方だが、薬局でもらったのは
ラピッドが1キットに対し、ミックス4キット。

なぜミックスが4キットも?
僕としては、自宅と職場で使用するラピッドが複数本あったほうがいいんだけどな。
しかも、ラピッドのほうは試し打ちを入れて1日10単位必要なのに対し、ミックスは1日6単位しか使わない。
使用頻度からも使用量からもラピッドが多くなるべきなんじゃないかと思うが、処方せんを回収されてしまったので確認する方法がない。

そして、注射針が42本しか入ってないことに気がついた。
1日3回打ちだと次回予約している4月20日までもたないじゃん。

あの薬局、絶対何か間違えてる。

と思って、ペットボトルにためた24時間尿を病院に出しに行ったついでに、処方の確認をした。

確認してくれたナースいわく、「処方どおりですね。薬局が間違ったわけではないです。ミックスが多い分については将来使用するということで保管していただいて、注射針は足りない分をお出しします」と、14本入りの注射針1袋を渡してくれた。

処方ミスであったが、注射針も手に入ったので僕的にはOK。

2007年4月8日日曜日

はじめての外食

インスリンを打ち始めて今日初めて外食をしてみた。
行ったのは回転寿司。
13時をとうにまわっているというのに待っている客がある。
ウェイティングリストに名前を書き、カウンターではさすがに気が引けたので、ボックス席を希望する。

で、最初は寿司側に座ってBS測定をし始めたのだが、箸とれだのお茶入れろだの家族がうるさいので、通路側にチェンジ。
回転寿司のボックス席のあのポジションは、座った直後のしごとがやけに多いことを再認識した次第。

ラピッドは食直前に打てと言われているので、外食の場合だと、席についてから打つことになる。
前もってどこかに隠れて、というわけにはいかない。
人前で腹出して皮下注するのはちょっと抵抗あり。
いつもは皮下脂肪をつまんで打つのであるが、今日ばかりはいきなりグサっとやった。

今回の場合家族だったので、まあよしとしたが、これが別のシチュエーションだったらどうか。

たとえば、宴会とか。
いきなり食事なら何とかトイレで、という手もあろうが、祝辞やらなんやらを聞いたあと、流れるように乾杯になった場合、
「ちょっと待った。その前に打たせてくれ」
というわけにはいかんだろ。
礼服とか着ている席なら腹を出すのはなおさらハードルが高い。

たとえば、先輩とかエラい人と行動している時に、その人が
「あ〜あ腹減ったなあ。お、あそこの立ち食いそばでも食べてくか」
な〜んて言った時にはどうするか。

インスリンの自己注射をしている人は少なくないはずだが、街なかで打っている人を見たことがない。
いや、街なかじゃ打たないか。
それとも何か秘伝でもあるのか。
別に上着のすそをめくって注射するのも、母親が赤ん坊に授乳するぐらい自然な光景に見えればなんてことはない。
だから、むしろ、自己注の人は積極的に街なかで注射すべきかも。

20070407 00:41 269 mg/dl
20070407 09:18 211 mg/dl
20070407 14:03 236 mg/dl
20070407 20:14 181 mg/dl
20070408 00:23 335 mg/dl
20070408 09:29 207 mg/dl
20070408 13:31 213 mg/dl
20070408 20:09 252 mg/dl


2007年4月7日土曜日

ウィキペディアの記事

ウィキペディアで糖尿病を調べると、

国内の患者数は、この40年間で約3万人から700万人程度にまで膨れ上がってきており、230倍以上という異常な数値を示している。予備軍を含めると2000万人に及ぶとも言われる、現代の日本人が抱える難病の一つである。

いやそんなに流行していたんだ。
驚きだよ。

GAD抗体、抗IA2抗体の検査はこれからなのでまだ何とも言えないが、2型糖尿病(NIDDM)だとすると、こんなふうに書いてある。
インスリン分泌低下と感受性低下の二つを原因とする糖尿病である。欧米では感受性低下(インスリン抵抗性が高い状態)のほうが原因として強い影響をしめすが、日本では膵臓のインスリン分泌能低下も重要な原因である。少なくとも初期には、前者では太った糖尿病、後者ではやせた糖尿病となる。遺伝的因子と生活習慣がからみあって発症する生活習慣病。糖尿病全体の9割を占める。


つまり、2型でも「インスリン抵抗性」と「インスリン分泌低下」という2つの原因があるといういことだ。
激ヤセを考慮すれば、僕の場合「インスリン分泌低下」が原因ということになるわけだ。

では、2型のDMがどうやって発症するのかについては、
遺伝的に糖尿病になりやすい体質の人が、糖尿病になりやすいような生活習慣を送ることによって2型糖尿病になると考えられている。


う〜ん、玉虫色の記述だな。続けて書かれている次の文章にはちょっと笑えたり。

しかし、そのような体質とは何かについてはほとんどわかっていないし、そのような生活習慣とはどのようなものかについても意見の食い違いはある。


症状は
糖尿病は、極度の高血糖(約600mg/dl以上)にならない限り自覚症状は多飲・多尿程度である(血糖値の上昇による浸透圧の上昇のため)。あるいは急性期(発症初期)の血糖高値のみでもこむらがえりなどの特異的な神経障害がおこることがある。

たしかに、自覚症状はない。
いまから思えば多飲多尿だったな。
去年の秋ごろはたしかに寝る前とかに足がつることがあった。
これも今から思えばだが、何と言っても体重変化という徴候は重要だったな。
検査まで1年ちかく要してはいるけど。

2007年4月6日金曜日

本日のBS

本日の成績。

20070406 00:33 287 mg/dl
20070406 08:36 192 mg/dl
20070406 12:09 189 mg/dl
20070406 15:05 311 mg/dl
20070406 20:32 193 mg/dl

BSが低い時にも、調子がいいとか、やる気が出る、みたいな自覚はまったくないが、食ったものが身に付いている感じはある。
実際、体重は61.5kgで2日前の59.5kgから2kg増加だ。
誤差でないとすると、効果絶大だ。
相撲部屋とかなら、ちゃんこにインスリン注射を加えることで、体重増加に一役買うのではと思った次第。
文字通りの「注射相撲」だがな。

2007年4月5日木曜日

インスリンの効果

インスリンを打ち始めた昨晩から今日にかけての食前+就寝前BSの変化。

20070404 20:25 212 mg/dl
20070405 00:31 182 mg/dl
20070405 08:32 169 mg/dl
20070405 12:01 181 mg/dl
20070405 19:58 199 mg/dl

すんげえ久しぶりに100mg/dl台の数字を見た。

ところで、山陰中央新報が糖尿病の特集を組んでいた。

いわく、「島根県は受診率(人口10万人当り、平成14年患者調査)が全国で4位と高率。その影響もあって人口10万人当りの患者率は全国トップ(同調査)です。糖尿病にならないためには、日ごろからの健康管理が大切」とのこと。

つまり、DM罹患率の高さは健康度の低さではなく検診受診率の高さを物語る数字だというわけだ。

2007年4月4日水曜日

インスリン導入

今朝の空腹時血糖は254mg/dl。
というわけで、病院を受診。
インスリン導入となった。

「すい臓の負担を軽減する」
これは、説得力あったな。

処方は、ノボラピッド300:朝4昼2。
ノボラピッド30ミックス:夕4。

AccuCheckなる血糖測定器も。
これは楽だ。
テストセンサーが自動だし。

夕食前のBS=212 (20:15)。
ノボラピッドミックスは手順が意外と面倒。
懸濁液もなかなか混ざらないし。
それでもシリンジで吸うことを考えたららくちんだけどな。
フレックスペンの使用方法

2007年4月3日火曜日

血糖下がってないじゃん

服薬し始めてから5日目。
どちらかというと低血糖症状のほうに注意を向けていたのだが、実際の血糖値を知らなければ話にならない。

そこで、勤務先にあるグルコメータを借用して血糖を測定することにした。
センサーの有効期限は96年だったが、まあこの際問題にしない。
バッテリーは少なめだったが、キャリブレーションの結果大丈夫そう。

17:00に測定した結果はなんと354mg/dl。

高い、高いじゃん。
念のため、夕食直前の値も測定する。

346mg/dl。

こらあかん。
低血糖に気をつけるどころの騒ぎではない。
服薬で少し安心していたのだが、はっきり言って全くコントロールがついていない。

ちなみに夕食30分後の血糖値が366mg/dl。
もう、これは「高め安定」。
いや、高めで安定してどうする。

やっぱ、デカい病院に受診だな。
原因を究明してコントロールつけることが先決だ。

2007年4月2日月曜日

DMは原因なのか結果なのか

血糖値の異常ということで、DMの治療をしているわけだが、これはDMが原因であるという判断に基づいている。
しかし、いままでの経過では、DMがほんとうに原因なのかということについては、解答は出ていない。

ひょっとすると、高血糖は他の原因疾患に起因するもので、DMという診断名は、実は結果である可能性だってあるわけだ。

だとすると、今の治療は単なる対症療法に過ぎなくて、原因を叩いているのではない、ということも考えられる。
いや、DMが原因だとしても、I型かII型かの判別すらついていないのだ。

これはやはり、医療の受け手としてヤバいのじゃないか。

2007年4月1日日曜日

空腹感の源泉は

アマリールは朝食後1錠、ベイスンは毎食後1錠。
これがちょっと混乱するが、まあしょうがない。

薬の影響か、食間の空腹感が増強したような気がする。
体が空腹、満腹の判断をする機序には諸説あるようだが、
視床下部が血糖濃度で空腹かどうかを判断しているという説が正しければ、
薬の影響でふだんより血糖濃度が下がったので空腹を感じる、というのは合理的な解釈だ。

しかし、それでは、今までも空腹を感じていたということの説明がつかない。

なぜなら、空腹時血糖が257もあれば、ふつう、空腹とは判断しないだろう。
でも、実際には空腹を感じていたわけだから、脳は血糖濃度の絶対値で空腹の判断をしていないと考えるのが妥当だ。

現在の自分の状況を考えるには、やはり、糖の血中濃度の変化を読みとっているという説が有力。
定常状態より血糖が上がれば満腹、定常状態にもどれば空腹。

いや待てよ。
この考え方なら、定常状態さえわかってしまえば、絶対値判断でもいいわけだ。
ではどうやって定常状態を把握するか?

簡単だ。
前回食事をした時からどのくらい時間が経過したかを「認識」すればよい。
その認識と血糖濃度を関係づけることができれば、そして、その関係づけによって視床下部が血糖の定常状態をリセットすることができれば、絶対値判断は可能となる。

空腹感や満腹感を意識的にコントロールするのは困難だが、食事をしたかどうか、それからどのくらい時間が経過しているのかを知るのは視床下部のセンサーではなく外部に開かれた感覚器官だ。

感覚器官から得られた情報のほうが確実のような気がするのに、
基本的な感覚である空腹感や満腹感がコントロールしづらいというのはなんだか納得がいかない気もする。

いや、本当は脳の血糖センサーなんかより、感覚器官から得られた情報のほうが優勢なのに、
満腹中枢とか空腹中枢などという用語によって、理解がゆがめられているのかもしれない。
この件に関しては、もう少し、様子見ってところだな。