2007年4月8日日曜日

はじめての外食

インスリンを打ち始めて今日初めて外食をしてみた。
行ったのは回転寿司。
13時をとうにまわっているというのに待っている客がある。
ウェイティングリストに名前を書き、カウンターではさすがに気が引けたので、ボックス席を希望する。

で、最初は寿司側に座ってBS測定をし始めたのだが、箸とれだのお茶入れろだの家族がうるさいので、通路側にチェンジ。
回転寿司のボックス席のあのポジションは、座った直後のしごとがやけに多いことを再認識した次第。

ラピッドは食直前に打てと言われているので、外食の場合だと、席についてから打つことになる。
前もってどこかに隠れて、というわけにはいかない。
人前で腹出して皮下注するのはちょっと抵抗あり。
いつもは皮下脂肪をつまんで打つのであるが、今日ばかりはいきなりグサっとやった。

今回の場合家族だったので、まあよしとしたが、これが別のシチュエーションだったらどうか。

たとえば、宴会とか。
いきなり食事なら何とかトイレで、という手もあろうが、祝辞やらなんやらを聞いたあと、流れるように乾杯になった場合、
「ちょっと待った。その前に打たせてくれ」
というわけにはいかんだろ。
礼服とか着ている席なら腹を出すのはなおさらハードルが高い。

たとえば、先輩とかエラい人と行動している時に、その人が
「あ〜あ腹減ったなあ。お、あそこの立ち食いそばでも食べてくか」
な〜んて言った時にはどうするか。

インスリンの自己注射をしている人は少なくないはずだが、街なかで打っている人を見たことがない。
いや、街なかじゃ打たないか。
それとも何か秘伝でもあるのか。
別に上着のすそをめくって注射するのも、母親が赤ん坊に授乳するぐらい自然な光景に見えればなんてことはない。
だから、むしろ、自己注の人は積極的に街なかで注射すべきかも。

20070407 00:41 269 mg/dl
20070407 09:18 211 mg/dl
20070407 14:03 236 mg/dl
20070407 20:14 181 mg/dl
20070408 00:23 335 mg/dl
20070408 09:29 207 mg/dl
20070408 13:31 213 mg/dl
20070408 20:09 252 mg/dl


4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

米国では薄手の服の上からであれば、そのまま打っているというのを聞いたことがあります。
服の上からぷすりと。

メタ坊 さんのコメント...

mitsu さん
初めまして(な〜んちゃって)。
街なかなら「服の上から」がいいですね。
服をめくるという動作が入るとどうしても仰々しくなるし。
問題は、消毒ですね。

匿名 さんのコメント...

メタ坊とは洒落た名前ですねぇ。
服の上から打つ時は、消毒は無しだったような...
日本糖尿病協会の「さかえ」という雑誌に書いてありました。
海外に行く時は、飛行機に持ち込まなきゃですね。
その時は、処方箋が必要だったような。
でも、処方箋は処方薬局で取り上げられちゃったようなきがしますが...

メタ坊 さんのコメント...

飛行機かあ。
気がつきませんでしたよ。
針とか持ち込まなければならないこと。
そう、処方せんは薬局で没収です。

911テロ後しばらく米国の空港では、機内持ち込みのラップトップがたしかに起動するかどうか電源を入れさせられました。

それと同様、実際に空港職員の目の前で血糖値を示せばそれが処方せん代わりかも。

でも、処方せんがあったって、DMのテロリストだっているはずだし、インスリンだと思っていた液体が爆発物でないという証拠はないわけで、本質的には、DMかそうでないか、ではなく、Good GuyかBad Guyかを見分ける技術が重要なんだと思います。