2007年4月11日水曜日

1型DMの人には朗報か

読売新聞YOMIURI ONLINEが伝えたところによると、1型糖尿病に関してかなり有力な治療法が生まれつつあるそうだ。
糖尿病治療に自分の細胞移植

最大35ヶ月だもんな。
つまり、この研究では被験者を少なくとも3年近く追跡しているわけで、それだけでもすごいことだ。

糖尿病治療に自分の細胞移植
 【ワシントン=増満浩志】病原体などから体を守るべき免疫が、誤って自分の膵臓(すいぞう)の細胞を攻撃してしまうことで発症する「1型糖尿病」を、患者自身から採取した造血幹細胞の移植によって治療する実験に、サンパウロ大(ブラジル)とノースウエスタン大(米シカゴ)のグループが成功した。11日付の米医師会雑誌に掲載される。

 発症間もない14〜31歳の患者15人に、免疫抑制剤の一種を投与したうえで、あらかじめ採取してあった各自の造血幹細胞を静脈注射で移植した。治療前、患者らは、膵臓で分泌されなくなったインスリンを注入して補っていたが、今回の治療によって、13人は1〜35か月にわたってインスリン注入が不要の状態が続いている。造血幹細胞は、血液や免疫細胞などに分化する細胞。

(2007年4月11日 読売新聞)

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